会社実印は、会社の中で最も重要な役割を果たす印鑑といっても過言ではありません。会社実印のサイズには規定があり、18mm・21mmのものがよく使用されています。実印に適した書体、形状、印材を把握したうえで印鑑作成を依頼しましょう。
会社を設立するときには法務局で会社設立登記を行います。このときに、会社実印は必要です。会社実印という名前を聞いたことはあるけれど、実際にどのような特徴があるのか、どのようなシーンで使われているのかを知らない方も多いのではないでしょうか。こちらでは、会社実印の概要や使い方、外見の特徴などをご紹介いたします。
●会社実印(代表者印)とは?
会社実印は、会社の中でも最も重要な役割を持つ印鑑で、会社の意思決定を示すために必要です。一般的には会社の設立時に作成します。また、法務局で法人登記する際に登録する印鑑ですので、会社を設立する方は必ず作成しなければなりません。
●会社実印の使用シーン
会社実印を実際に使用するシーンは、会社としての存在証明がポイントとなる取引や法的手続きなどです。以下で、主な使用シーンを見ていきましょう。
●会社実印のサイズ
会社実印にはサイズの規定があり、「1辺の長さが1cm以上で、3cm以内の正方形の中に収まるもの」とされています。一般的に18mm・21mmのものが利用されており、21mmは会社実印の中でもサイズが大きいです。
社名が長い場合や漢字が複雑な場合も、大きめのサイズを選択しておくと心配がありません。
なお、印鑑は大事なものほど大きく作るという古くからの習慣があります。法人で作る印鑑は複数あり、一般的には会社実印、銀行印、認印の順で重要とされていますので、会社実印は一番大きく作るのがおすすめです。
●会社実印の形状について
一般的に、会社実印は丸型で作成することが多いです。また、持ち手部分の形には、天丸型と寸胴型があります。持ち手の形に関しては規定がないため、好みの形のものを選ぶとよいでしょう。
●会社実印の書体
会社実印の書体にも、特定のルールはありません。よく使われる書体は古印体・篆書体・印相体などです。古印体は読みやすい分、偽造されるリスクが高まります。印相体は読みにくく文字の上下が分かりづらいです。しかし、その読みにくさを活かしてセキュリティ対策を行えます。篆書体は読みにくい書体なので、偽造がしにくいため、会社実印を作成する際にはおすすめです。
●会社実印の刻印内容
会社実印は一般的に二重の円になっており、内側に代表取締役や代表社員などの役職名が、外側には会社名や屋号などを刻印します。役職名は法人の種類によって異なりますので、注意が必要です。
●会社実印の印材
会社実印には、力を入れても変形しない、耐久性に優れた印材を用いる必要があります。例えば、チタン・木材・象牙・水牛などです。象牙は耐久性が高く押印がしやすいため、多くの印鑑に用いられています。水牛は牛の角の芯を使用しており、耐久性が高く独特の質感が特徴です。チタンは、金属の中でも強度が高く軽量という特徴があります。木材は、その自然な温かみが特徴です。優しさと落ち着きを感じられる木材の色柄や質感は、他の印材にはない柔らかな雰囲気を持っています。
会社実印は会社を設立した際に作成が必要な印鑑であり、法人登記の際に登録しなければなりません。会社実印は、代表取締役を変更するときや官公庁への許認可申請・更新手続き、企業の買収など、会社の重要書類や法的手続きの際に使用されます。サイズの規定は、1辺の長さが1cm以上、3cm以内の正方形に収まるものとされています。18mm・21mmで作成するのが一般的です。書体は、セキュリティ面と読みやすさの両方を備えた篆書体がよく用いられています。
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ショップ名 | はんこ工房雅(みやび) |
事業内容 | 印章彫刻・販売、卒業記念印章作成 |
住所 | 〒409-3116 山梨県南巨摩郡身延町車田37 |
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