はんこの豆知識

実印とは?

実印とはお住まいの市区町村に登録した印鑑のことです。

実印は大事な場面で使用する印鑑となりますので、男性女性問わずフルネームをお勧めします。

 

 

どんな時に使うの?

✔︎マンションや戸建て、土地などの不動産を購入・売却するとき

✔︎住宅ローンを契約するとき

✔︎自動車を購入・売却・廃車にするとき

✔︎生命保険や自動車保険に加入、保険金を受け取るとき

✔︎遺産相続をするとき

 

印鑑登録証明書とは?

市区町村の役所に登録された実印が本人のものであると公的に証明する書類です。

 

 

どんな時に使うの?

✔︎自動車や不動産を購入するとき

✔︎公正証書を作成するとき

 

取得方法は?

印鑑登録の手続きが完了すると印鑑登録証(印鑑登録カード)が発行されます。役所では印鑑登録証で、コンビニではマイナンバーカードで証明書を取得できます。

 

銀行印とは?

銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に届出をしている印鑑のことです。

それぞれの金融機関で別々の印鑑を登録することも可能です。

ただし、シャチハタやゴム印は捺すたびに印影が変わるおそれがある為、不可となっています。

 

認印とは?

認めるの言葉の通り、確認しました・了承しましたの意を表すために使われる印鑑のことです。

 

どんな時に使うの?

郵便物の受け取り、回覧板や社内書類、園や学校の連絡事項の確認など、身近な場面で使用します。

はんこ選びのOne Point Advice

認印、銀行印、実印はそれぞれ使用する目的、場面が異なります。絶対に併用はせず、それぞれ用意しましょう。

また、認印<銀行印<実印と印鑑の格に合わせて、印材や大きさも変えることをお勧めします。

 

法人印とは?

企業や団体などが組織運営をするために使用する会社印の総称です。

大きく分けて代表印、会社銀行印、会社角印、会社認印があります。

 

①代表印(会社実印・法人実印)

法人を設立する時に法務局に登録する印鑑です。組織の代表として契約や官公庁への書類などに押印する重要な印鑑です。

印面は二重になっており、外側に企業名、内側に役職名が入っているものが一般的です。

 

②会社銀行印(法人銀行印)

銀行での口座開設や手続きに使用される印鑑です。

代表印と同じく、印面は二重になっており、外側に企業名、内側に「銀行之印」と入っているものが一般的です。

 

③会社角印

見積書や請求書、領収書など日常業務で使用される印鑑です。

一般的に四角く、企業名のみが入っています。

 

④会社認印

荷物の受け取りや書留など、より簡易的な業務に使用される印鑑です。

一般的には丸く、社名や代表者名が入っています。